2016年07月07日

浴衣お仕立ての真面目な話。

こんにちは、おあつらえ・臼杵です。

さて
浴衣シーズン、真っ盛り。
ことしはもう、着ましたか?

おあつらえ店ではここ数年で
浴衣を反物からお仕立てするお客様が増えています。

着物も、浴衣も、自分サイズでお仕立てしてみたい!
とは思うけど
反物代の他に、プラス仕立て代。
仕立て代、高いなぁ

って、思います?

私も、思ってました。

自分が和裁をやるまでは!!
IMG_3963.JPG

たかが浴衣
されど浴衣。
仕立ての良し悪しで
素敵にも、台無しにも、なる。
と、私は思っています。

直線縫いだから単純なんでしょ!
などと言うなかれ。
なかなかどうして
一筋縄では行かぬのです。

そのあたりも、ちょっと知って頂けると嬉しいな、
ということで、
真面目に柄あわせのお話をひとつ。

例えば今年のワタクシ。
IMG_4022.JPG
金魚をどこに持ってくるか
ボカシの濃い方or薄い方を衿にするか、等々で
全然違う浴衣になります。

さらに、トリエさんの綿麻縮・斜め縞。
IMG_3836.JPGこんな反物。

以下、背中心(もしくは衽付)だと考えてごらんくださいね

斜めを繋げるか
IMG_4005.JPG

ずらして互い違いにするか
IMG_3959.JPG

同じ反物でも、印象がまったく違う浴衣になります。

そこが、柄合わせ。
縫製そのものの上手下手だけでなく
仕立て屋さんの腕の見せ所でもあります。

和裁でコレが難しいのは
どんな寸法の人でも、用尺=反物の長さ約13メートルと決まっている点がひとつ。
それを
裁断する前に全て計算して、その人の寸法で出来上がったときに
ちゃんとピタリと決まるように縫うのです。

IMG_4043.JPG

当店でいつもお願いしている仕立て屋さんは、この辺りが実にハイレベル。
雪花絞りも、ずーっと同じように柄が連続していくような仕上がりに縫ってくれます。

※余談ですが、臼杵は和裁の仕事をしていた時期があり
だから仕立てのことが気になる気になる。

着物の仕立ては、完全オーダーメイド。
浴衣は、そんなオーダーメイドの特別感が
手の届きやすいお値段で味わえるスペシャルな体験です。
お洋服だと、なかなか味わえませんよね。

ちなみに

先ほどの斜め縞は

こうなりました。

IMG_4212.JPG

ボスご満悦でなにより。

*****************
キモノハナ おあつらえ
さっぽろ地下街ポールタウン
пi011)221−3661
facebookページはこちら



posted by HANAスタッフ at 01:43| Comment(1) | 着物のあれこれ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
写真つきでお仕立てについて紹介されていてい、とても分かりやすかったです。
Posted by shoko at 2017年05月08日 07:51
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: